2006/11/01

椅子ひとつあれば、
無遠慮な空間にでも、人が介在でき得る空間となり、
同時に訪れる人に意識を招かれたものとして
刷り込むことが出来るのではないか。

例えば、美術館で展示区画ごとに一つはある学芸員の椅子。
あの椅子があればこそ、“展覧会”としての空間が成立するように思う。

椅子が一つでもあれば、空間は完結するように思う。