暗中模索する新到の自己対話、あるいはモノローグの断片、所謂、初演に向けてのメモ
プロジェクタ、あるいは一点から照射される光で陰影を流し時間軸から表象までを表す方法。逆に目つぶし(観客正面からの照明)で陰を延ばす方法はどうか。客席からの視点では俳優が消え、足下の陰だけが残るのではないか。四方意外に仕切りのない空間に実質的物質を抄出させることで「記憶」の片鱗を各々視点で想起させることができるのでは?具体的な絵はこれらの記録の底から想着し、膨らましてみようと思う。